優等生

今日は少しお勉強でも。

●summa cum laude
伝記を読んでいるとたまに見かけるワード"summa cum laude"。
これは米国の大学で使われる言葉で、英語ではなくラテン語であるらしい。

"summa"はsummit,top,summaryなどの意味があるラテン語
確かに綴りが似ている。
他の事例でいえば神学大全は"Summa Theologiae"という。
神学大全トマス・アクィナスのものが著名で、これはQMA文系学問でも出題される。

"cum laude"は英語にすると"with honor"(名誉をもって)という意味である。

つまり、"summa cum laude"は「優等生で」や、「優等で」ということで、
大学の卒業の際、優秀な成績を収めた卒業生に送られる言葉である。

日本では卒業生代表や総代といわれるものはあるが、
”summa cum laude”は上位何%などと範囲が異なっている。

詳細は下記サイトが参考になる。
山岸勝栄英語辞書:http://jiten.cside3.jp/learning/learning_20.html


以前、大学のモットーはラテン語が多いという記事を書いたが、
大学のいろいろな場面でラテン語を目にする機会があることに気がついた。

いやー勉強になった。